これから起業を考える方へ

起業に必要な「熱」と、「芯」を、体験談で紹介

起業には「熱」が必要。そして冷めない「芯」が重要。

経営ゲーム講師 創業経験者 嶋崎万太郎 執筆

起業の体験談とウラ話

起業した人の90%は5年以内に廃業。だから、事前にちゃんと計画を練るように!
そんなことを言いたいわけではありません。

ちゃんと計画を練り、その通りに進めることができるようなタイプの人は、そもそも起業には向いていません。(経験上)
というか、ちゃんと計画が練れるタイプの人は、起業のリスクがわかるので、思いきれない場合が多い。

では、「自分の店を持ちたい」「自分のセンスで勝負したい!」とかで、熱をもって起業するタイプはどうか?
まずはその「熱」はいいと思います。

で、す、が、、、、実際に始めると、1か月、2か月となると熱がどんどん冷めていきます。
そして、現実的な問題がどんどん出てきます。最初からうまくいく人はとても少なく、その原因は自分の想いと現実とのギャップです。

かくいう自分も、あまり深く考えず、「えいやっ」で事業を始めて、思っていた展開と違い、
苦しい日々が続いたのでした。そして、起業してうまくいかないと、すぐ資金繰りに直結します。
そう、月末に胃がキリキリ痛む支払いが待ち受けているのです。

この、資金繰りに困りだすと、正直、正常な判断ができなくなります。
すぐお金になる仕事、が頭の中で優先されるので、相手にも伝わります。
冷静な判断ができなくなります。余裕がなくなります。
経営をしていくうえで、この状態だけは絶対避けなければいけません。
資金繰りに困っている状態は、ほぼ詰んでいると状態で、いわゆる修羅場です。

この辺のお話は、ネットなどで検索すればたくさん出てくると思います。
そして、無残に散っていった人、苦しみながら、死中に活を見出す人。
様々な人間模様が待ち受けています。

経営者なら、だれもが一度は通る道だと思います。現状維持をすれば、安泰な経営ができるなど夢です。
常に、これからのことを考え、新しいことにチャレンジしながら、かじ取りをしていく。
野球で例えるなら打率は3割でいい、3回振れる場所を作らなければいけません。
打率が2割なら、5回振れる場所を作ればいいのです。

このような真剣勝負の場所で、経営者としての忍耐力・精神力が試されます。

さて、本題に戻りましょう。
こんな話を聞いて、起業したいですか?YESなら、起業という手もよいでしょう。
うまくいくかは、わかりませんが「熱」はあると思います。

起業に「熱」は必要です。スタートはまず熱です。
熱意は行動に繋がり、結果に繋がってきます。

ですが、現実では「熱」を冷ます、さまざまな試練が待ち受けます。
イメージと現実が違ったときに、あきらめず何度も考え直し、チャレンジできますか?
そして、何度考えてもダメな場合もあります。
一旦、下がれるところまで下がって、間違いないところからチャレンジする勇気も必要です。

そして熱を冷まさない「芯」が重要です。
経営において、困難なことは、つきものです。
負荷やストレスも背負いながら、熱を保つためには
「芯」がいるのです。

さて、ここで起業したいと考えている方に。
安全な方法で、自分の「芯」を見れるとしたら、見たいですか?
(安全といってもメンタルの負荷はかかりますが)

見れる方法があります。およそ、本セミナーの2日目~3日目になります。

経営ゲーム上級では、起業体験に近い状態で、
自分の考えている経営をシミュレーションできるのです。
ゲームなのに信憑性は?と思うかもしれません。

そもそも、信憑性とは何でしょうか?
ゲームで現実と同じ出来事が起こる?
NO.違います。経営をデフォルメしているゲームなので即現実とは違います。

ここでいう信憑性とは、経営の要素を持ったゲームの中で、
経営者の「心情」や「判断の仕方」、「モノの見方」を再現できるということなのです。
この事は、実際に経営をしている人であれば、すぐ「感覚的」にわかる部分です。
経営的なメンタルを体験できという意味で信憑性はあります。
(実際に起業され、成功されている社長ほど真剣に意味を汲み取っていただいています)

このことを、起業前に体験できることはすごく有利なことと思いませんか?
起業するかしないか、悩んでいたら「一度でいいのでやってみる」とよいと自分は思います。
体験して、経営を味わってから、答えを出すこともまた正解だと。

また、経営に自信があるのであれば、それもまたやってみるといいと思います。
ゲームながらに自分の想いと、ギャップを埋める体験を「楽しい」と感じるでしょう。

実際受講された方の多くは、自分の考え(起業、人生の進路)を、
迷い試してみたいという方が多く見えられ、
「答えを出したり」、「答えのきっかけをつかんで」いかれました。

事前に、フォームにてご相談や、質問等はお受けしておりますので、
ご興味があればぜひアクションしてみてください。

嶋崎万太郎