<感想文>致知2026.01月号 一生挑戦、一生勉強 を読んで

講師コラム

一生挑戦、一生勉強 を読んで 

川合満 トヨタ自動車エクゼクティブフェロー
(致知2026年01月号 p22-p28)

川合さんの対談を読ませていただき、文字がとても生き生きしていると感じました。
私の目の前で語りかけてくれている感覚で、仕事の楽しさ、やりがいが、元気に伝わってきます。
御年、78歳ですが熱と馬力が伝わってくる内容です。
私が感じた仕事の楽しさを共有させていただきます。

・ものづくりって無形なものを有形にしていくから本当に面白い。
・何が面白いのかと言ったら、型だって材料だってどんどん変わっていく。
そうするといろいろな工法が出て来て技術も上がって、製品が進化していく。
そのたびに課題が出て来て、それに挑戦するわけ。常に変化を追い求め、挑戦し、達成するのが楽しい。
・いまだにわかない事がいっぱい起きる。
朝から「よしこれを今日中にやろう」と夢中になれるわけよ。
時間も忘れて。そんな毎日を過ごしていたら、もうこんな年になっちゃった。
・常に目的をもって挑戦すると、楽しくてやりがいがあるから時間が過ぎるのが早いんでしょうね。

私は、川合さんの言葉の中に、まるで、少年がゲームに熱中し、攻略法にチャレンジし続けるような興味と熱を感じざるを得ませんでした。
ワクワクと夢中感が伝わってきますし、自分の楽しい感覚の思い出がよみがえってきました。そう、仕事って楽しいんです。
課題を攻略するために頭をひねるのが楽しいんです。
この楽しさのエネルギーの源は尽きることがないし、どんどん形になっていくから充実感にもつながる。
本当に大事な、仕事への向かい方だと強くそう思います。

もう一つ共有したい感覚をお伝えします。
・僕は現場でずっと仕事してきたので、やっぱり音やにおいや空気感、皆の顔色を常に感じていないと、自分の勘が鈍るような気がする。
・工場を視察して(中略)それらを見れば、なんとなく現場の雰囲気で上手く行っているのか、問題が起きているのか、改善が進んでいるのか、大抵わかるんです。
川合さんは、空気感、勘、雰囲気という言葉で言っていますが、まだ形になる前の人のエネルギーの状態や流れだと思うのです。
実際にカタチになる前に少し先行して、現場に満ちているエネルギー。
いけるぞ、とか、危ないぞっていう直感にも近いのですが、この感覚を自分も大事にしたいと思いました。
なぜなら、この感覚は新しいものを作りだすときのセンサーのようなものだからです。すべてを最後まではできる時間がないので、この感を大切に育てたいとも思っています。
とても楽しく、ワクワクするお話を聞け、自分の糧にしたいと思います。

関連記事一覧