経営ゲームとは?
ゲームボードやチップ、コイン、カードなどで構成されている、経営を仮想体験できるボードゲーム。
TG(トータルゲーム)ストーリー

今となっては高度成長の終わりに差し掛かっていた時期ですが、福井で1つの経営ゲームが生まれました。
名前はTG(トータルゲーム)。
このゲームは、頑張れば報われる、競争に勝てば会社は儲かるといった風潮が当然のごとくあった時代に、「中小企業の自立性と相手との互恵的関係」が発展の糸口ではないかというその時代に逆行する視点でつくられました。
経営者は「己の直観(物事を素直に把握する)を磨くべし」、そして、「数字は判断に必要な最低限度を身に着けるべし 」最後に、「己の血肉になるまで繰り返し磨くべし」との思想で、ゲームルールと会計が設計されました。
自身が逆境にめげず成すことを体験したリーダーにその重要性を理解いただき、育成するツールとして熱い支持をいただいております。

経営ゲームの種類(初級~上級)
双申の経営ゲームは、初級~上級と3種類あります。主に、テーマ、商売モデル、プレイ時間、内容が違います。
初心者でも「経営の数字」や「会計のしくみ」を知る事ができる、決算ワークが付属しています。
初級で「簡単な原則」を理解することは、中級~上級のレベルの高い内容を理解する近道になります。
①初級:屋台屋本舗
②中級:トータルゲームE
③上級:トータルゲームC
設備投資のある、モノづくり企業を運営。
プレイヤーには、持ち時間(手番)があり、経営者として意思決定を積み重ねて、経営を行っていきます。手番を積み重ね、決算を行う1セットが約30分。最大10セットまで連続で経営を行えます。決算はB/S式の簡易決算で、必要に応じて内容を記録すれば、P/Lもも取得可能です。決算では利益計算、税金計算も行い、在庫・総資産・自己資本・他人資本・減価償却・税等基本的な財務感覚を身に着けることができます。ペアとなるプレイヤー同士で市場開拓を行い、仕入・製造・販売の循環でボトルネックを見つけ、利益が出るように改善していく事や、付加価値を高める戦略をとることができる経営シミュレーションゲームです。
《時間》ゲーム時間:3時間程度~ 研修時間:5時間~7時間
《最適人数》6名~ 《モデル》設備投資型経営
《対象》幹部候補~幹部・後継者・経営者
《特徴》
・設備投資と資金繰りの関係が解る
・経営者としての収支のバランス感覚を意識できる
・市場開拓することで、企業の成長を体感できる
ゲーム流れ 会計表サンプル
創業型経営者の体感を再現した経営ゲーム
プレイヤーに持ち時間があり、意思決定を積み重ねる点は中級と共通ですが、よりシビアかつ不透明な状況下でのリスクの伴う意思決定が求められます。そのため、創業型の経営者には、過去の自分の経営を追体験出来たと評価を頂くことが多々あります。挑戦することを常に求められ、思考ではなく胆力と信念が求められます。1セット決算まで入れ30分。最大10セットの経営ができますが、平均で.4セットで倒産率70%程度を誇るチャレンジングな内容となっています。経営モデルはサービス業をイメージしています。『わからないが、決めなければ進まない」という、創業経営者の感覚を養成できる経営シミュレーションです。
《時間》ゲーム時間:3時間程度~ 研修時間:5時間~7時間
《最適人数》6名~ 《モデル》人間資本型経営
《対象》幹部・後継者・経営者
《特徴》
・人材育成と、経営の関係がよくわかる。
・経営者に必要な「勝負どころ」が、体感できる
・経営者としてのメンタルが試される、ザ・リアル経営ゲーム
決算書サンプル