<感想文>致知2025.12月号 「私の人生は、涙と共にある 」を読んで

講師コラム

私の人生は、涙と共にある を読んで 

サンリオピューロランド館長 小巻亜矢
(致知2025年12月号 p34-p38)

本文を読んだ際に小巻さんの波乱万丈な生き方の中に強さと、温かさを感じ、私も涙がながれました。
専業主婦時代から、次男を幼くして事故で亡くし、3人目が生まれるタイミングで離婚。
子育て、仕事、学びを両立させながらガンなどの難病を乗り越え、
東大大学院の心理学に進学と、サンリオピューロランドの責任者に就任。
赤字続きの経営を立て直します。その生き方がとにかく一生懸命。
死という存在がトリガーとなり、今を真剣に生きるという印象でした。
私が感じた部分を感想として箇条書きでお伝えします。

コーチングについて

・コーチングを学んだことが、息子さんの死を受け入れる転機となりました。
・息子の死で「悲しみに囚われていた」。
そのことが、何か必要なことだったとリフレーミングすることはできなかったが、
2年間生きていたことに感謝する事へは変えられました。
・このコーチングの考えは、のちのピューロランド組織改革の礎となっていると感じました。

ご本人に関して

・人の器の大きさを感じる話です。
・人生の転機で涙があり、その涙を昇華(成長しより高い視座の意味)させて、小巻さんの器になったと強く感じました。
・自分が、「変えられない事、変えられること」の視点は大事。
そして何を変えないか、何は変えられるかにつながる本人自身の認識も大事だと思います。
・何を変えられないかは、自分を知らないと出来ません。自分を知る事が大事だと思います。
・心理学からくる、人を大事にするその本質。
そのことを組織において実践されるお話が明確で、現場の雰囲気の変わりようがイメージできました。

ピューロランドとその組織が生き返るまで

・愛のある人間的な心理学が、人を活力(生きる)に導くためのとても具体的な事例。
・赤字続きのピューロランドは、雰囲気が死んでいました。
・従業員一人一人の中に眠る、生きる力を5つの質問で掘り起こしました。
・掘り起こして見つける事(気づき)が出発点です。
・気づきを定着させるための仕事内でのルール化(12回の朝礼)も、再現性が高い方法です。
・小巻さんが実施したサンリオピューロランドの改革では、【人と仲良く】というサンリオの存在価値を体現した世界観が変えられない部分だと思いました。
・変えられる部分は、5つの質問を通した自分たちの仕事の価値の再定義、やりがいの確認、コンセプトを体現するお客様との【おともだち】をどう体現するか?
・サンリオを愛している従業員の、内発的な動機を掘り起こすことで、死んでいた雰囲気が、活力に生まれ変わっていきました。

総括

今私が興味のある、箱庭を使った研修を通じて成し遂げたい事と、共通する部分が非常に多く、早速書籍を3冊買いました。
自分の体感があり良いと思っており技法を、再度直庭させていただき活用していきたいと思います。

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