<感想文>致知2024.03月号 特集 丹田常充実を読んで
特集 丹田常充実を読んで
(致知2024年3月号)
丹田常充実(たんでんじょうじゅうじつ)。丹田が常に充実している事だそうで、要は気合が入っているということ。気合というと、ちょっと私には向かないのではないかと一瞬思ったのだが、あえて深掘りしてみようと思った。
気合と言えば、アニマル浜口のように大声を張り上げるイメージがあるが、それは所作であり一部なのではないかと思った。もともとの言葉を調べるとピンとくるものがある。辞書には、精神集中、気持ちの勢い。心持ち。とある。なるほど、これなら自分にもできるし、いつもやっているぞと思う部分がある。
気合の本質は、大声ではなく、集中や気構えという事だろう。文中にはそれを裏付ける、こんな言葉があった。【実践実践また実践、挑戦挑戦また挑戦、修練修練また修練。やってやれないことは無い、やらずにできない訳がない、今やらずしていつできる、わしがやらねば誰がやる。】なんと、熱くなる気合の入った言葉か。
一番好きな言葉は「やってやれないことは無い」。これはなんとなく自分のポリシーでもある。
制作の仕事で独立した際に最初のお客さんに、プロモーションビデオを見せられ「これ作れる?」の質問。私はすかさず「もちろん、出来ますよ」の返事。その帰りに映像制作のソフトを買って帰り、見よう見まねで作った。ああしろこうしろと注文が色々着いたが、出来た感想は結構いいものができたなと可能性を感じた。これが中小企業のアピール下手な人の為ならもっと役立つんじゃないかという仮説が残った。
要は、やりたいと思った事、やれると思った事と、そしてやれないという気持ちは捨てて、精神を集中し、正面から立ち向かう事で実力以上の事を発揮し成長していくのではないかとそう思った。
文中に、勉強とは学問だけでなく「仕事を通じて自分を磨くこと」とあり、大好きな考えなのでなんだかうれしくなりました。